プロポリスの効果・効能

天然の抗生物質「プロポリス」は、ミツバチが植物から採取した樹脂状の液体です。
殺菌・抗菌作用などの高い効果が世界中で注目されていますが、使用時には用法用量を事前にしっかりと確認しておくことが大切です。

プロポリスの主要成分は「フラボノイド」そして「アルテピリンC」です。
フラボノイドは血液を浄化して細胞膜を強化し、丈夫な細胞組織をつくってくれる成分です。
よって、血管が弱っていたり弱りやすい体質である方ほどおすすめ。
人間の身体を結ぶ血管をしっかり修築・補強し、さらに細胞の老化を防いだり、酵素を抑制しながら細胞の代謝を高めることによって健康な身体を作り出す作用があるといわれています。

まず、プロポリスには強力な抗菌・殺菌効果があります。
具体的には風邪の予防や感染症の予防、また抗炎症作用や抗酸化作用も確認されています。
プロポリス内に含まれる「アルテピリンC」という物質が活性酸素除去機能の効果があるため、炎症を抑えたり腫瘍の発生を抑制するなどのはたらきをしていると考えられています。

具体的にはアトピー性皮膚炎・花粉症をはじめとする各種アレルギー性疾患・高血圧・糖尿病・胃潰瘍・心臓病にも良いはたらきをしてくれるそうです。
また、プロポリスはストレスが作用するのを和らげることもあるため、自律神経系が乱れている場合にも服用すると良いそうです。
風邪や抗炎症、抗菌以外の作用としては、口腔内において虫歯や口内炎の予防に効果的と言われています。
このためヨーロッパではいち早く歯磨き粉にプロポリスが使用されています。
さらに、美容面に関してはニキビや吹き出物などのお肌の炎症に対して抗炎症作用によって鎮静化をうながし、同時にコラーゲンを補強して細胞を活性化します。
こうした効果が期待されるため、プロポリスを使った石鹸やシャンプー、ボディソープも発売されています。

このようにプロポリスにはさまざまな効果が期待されます。
そのはたらきをよく知ったうえで、効果的に服用していきたいものですね。